アスル・デ・アウベルニア

Larousse Gastronomiqueという書籍をご存知でしょうか。
食材の百科辞典で、インターネットが無かった時代には、食材関係の調べものをする際に、結構重宝した本です。

この本、オリジナルはフランス語らしいのですが、うちにあるのはなぜかスペイン語バージョン。よって、たまに「なに、コレ??」というような食品名が出てきます。

今日ひっくり返ったのはコレ。

「アスル・デ・アウベルニア」

これ、何のことかわかります?
カタカナ表記だとわからない度合いに更に拍車がかかりますね(苦笑)。

正解はなんと、ブルー・ドーヴェルニュ・・・!!
アスル=ブルー、アウベルニア=オーヴェルニュ、というわけで、直訳といえば直訳なのですが、しばし何のことだかわからなかった!!

ちなみに、この百科辞典には、「アスル・デ・コルセガ」(コルシカのブルー)という羊のブルーチーズについても書かれています。コルシカのブルーなんて、日本では聞いたことがないのですが・・・どんなチーズだろう、気になります(笑)。

余談ですが、スペインでは、ホットドックのことを「ペロ・カリエンテ」(熱い犬)と呼んでいたのですよ。外国語なんか受け入れるか、オレタチはスペイン語スピーカーだぜ!ってなテンションが楽しいです。外国語の単語をそのままカタカナに直してタイトルにしてしまう、最近の日本の映画配給会社に聞かせてやりたい。(1970年代くらいまでの洋画は邦訳タイトルのつけ方が絶妙にカッコよかったですよねえ・・・最近の映画のタイトルが覚えられないのは、ぜっっったいにカタカナばかり使われているせいに違いない。決して私の記憶力が低下したからでは・・・っ・・・・・あわわ)

tamtam.