ヴァランセのヤギヤギ!

我が家の週末のおやつはフランスの山羊のチーズ・ヴァランセでした!

四角錐の土台のような独特の形をしているチーズですが、ハーフカットで入手したため、我が家に来た時はその面影はなく。ちょっと残念だと思いつつもスライスしてクラッカーにのせてもぐもぐ。熟成が進んで皮がグレーになった頃で、私はこのあたりの風味が一番スキです。(フレッシュなうちのほうが山羊くさくなくて食べやすい…という話をよく聞きますが、個人的には熟成が進んだほうがふわふわした山羊風味ではなくがっつり凝縮した山羊風味になって食べやすいと思います。ふわふわとがっつり。結局は人それぞれってコトですね〜)

こちらのブログのネタ用にこのチーズの起源を調べてみたのですが、ヴァランセというのはチーズがつくられている街の名前で、ナポレオン時代の有名な外交官であり美食家として名が知られていたタレーランがお城を持っていた場所だそうですね。知らなかった!(※コーヒーについて、悪魔のように黒く、地獄のように熱く…以下略…と言ったヒトです〜。)
ついでに、ヴァランセのチーズはもともと四角錐の形をしていたのにもかかわらず、エジプト遠征に失敗したナポレオンがピラミッドを連想させるヴァランセのチーズを見て激怒して、上の部分を切り落とさせたそうです。
歴史好きにはたまらない逸話の数々です。うわあ、楽しい(笑)。


チーズがとってもおいしかったので、いい気になってワインも抜栓(苦笑)。最近お気に入りのニュージーランドソーヴィニョン・ブランと合わせてみました。ヤギヤギな味と一緒にいただくなら、樽がかかっていない白ワインが好みです!

tamtam.