ノルチャのお肉屋さん。

そういえば、先月は弊社アレクリアの社史に残る(大袈裟?)イベントがありました。
イタリアの取引先のハム屋さんの社長を招聘しての、(うちの会社としては)大規模なセミナー&試食会開催。しかも、東京&大阪の二箇所で。びっくりです。

イタリアの生ハムというと、パルマとサン・ダニエーレが有名ですが、今回招聘したレンツィーニ社がつくっているのは、ノルチャの生ハム。あまり知られてはいませんが、IGPにも認定されている商品なのです。生産量は年間100万本ほどだそうなので、パルマの1200万本、サン・ダニエーレの250万本には遠く及びませんが、ノルチャ独特の風味を求める根強いファンがついているとか。

見た目にも鮮やかなレンツィーニ社の生ハムです!
ウンブリアの山の中で、こんな芸術的な製品がつくられていいるのですね・・・感動です。

今回のイベントに合わせて来日してくださったダンテ社長自ら、生ハムのカット方法について指導。社員一同「やっぱり違う・・・」と芸術的な手さばきに見入ること数分。この日、ダンテ社長に手取り足取り教えてもらった弊社の某営業マンは、イベントの最後には「キミならうちの社員が食べに行くレストランで働ける!」とお墨付きをいただきました(笑)。

これが切りたてのノルチャの生ハム。至福のおいしさ!もう、このおいしさは言葉では言い尽くせません。実際に食べないと!!

ノルチャの生ハムをつくっているある程度の規模の会社は、現在10社ほどあるそうです。そのうちのひとつがレンツィーニ社。
来日したダンテ社長のおじいさんが肉屋を始めたのは1910年で、今からちょうど100年前。100年後にも、今と変わらない味で、ノルチャの生ハムをつくっていてほしいと思ってしまった、レンツィーニ社の来日イベントでした。

tamtam.